終戦60周年記念ドラマ「火垂るの墓」

節子と清太の役の子・・・似てた。
特に節子・・・せっちゃんが乗り移ってましたよ。
怖いくらいアニメそっくり・・・。
声までそっくり・・・。
リアルすぎて恐ろしい・・・。
演技もね・・・あの子は天才ですか?
ぞっとするくらいのリアルさでした。

でも松嶋菜々子があのおばちゃん演じてるのはどうなんだ・・・。
アニメでもうっすら思いましたけど、おばちゃんの方が正論なわけですよ。
清太君は、どんなに嫌な所でも我慢していなきゃいけなかった。
意地を張って出て行き、その結果妹を失ったのは自業自得。
それでもあの兄弟に感情移入できたのは、それを凌駕するほどおばちゃんが嫌な人だったからだと思います。
あのいやみったらしい言い方は、そりゃ出て行きたくなるのも仕方がないと思わせました。
おばちゃんあんまり出てきませんしね。
あのおばちゃんいい人にしちゃったら、本当にせーた君の立ち位置なくなるやん。
節子がかわいそうやん。

節子と清太の防空壕での暮らしもずいぶん削られてて残念でした。
苦しくてもささやかで邪魔されない生活が幸せなんだ、とアニメでは思ったんだけどな。
あのおばちゃん達描く暇があるなら節子と清太をもっと見たかったよ。
演技が神懸かりだっただけに。

まぁ全く同じでもドラマ化の意味が無いのかもしれませんけど。
特色をださないといけないのかもしれませんけど。



「なんでホタルすぐ死んでしまうん?」

がカットされたのは許せないー。
名台詞がーー。




それでもあの節子を見られただけで十分満足でした。
微妙にあのおばちゃんの最後がAA並にいらいらさせられて台無しだったけど。だったけど。だったけど。
節子おおおぉぉぉ(涙)君は負けてないよ。お兄ちゃんと幸せに暮らせたよ。
せーたも頑張ったよ。頑張った。
(追記:思い出した)

ドロップの缶に水を入れて飲むやつ、やったことあります?
私、初めてアニメ火垂るの墓見たときあまりにも節子がおいしそうに飲むのでやってみました。
小学生くらいのときだったかなー。

結果、味がしなかったです。

本当に。無味無臭。
かすかーに甘かいような気がしないでもなかったくらい。
で、入れてすぐ飲んだのがまずかったのか?もうちょっと長く漬けておくべき?
と思い、一晩置いてみました。

結果、金臭くて飲めたものじゃなかった。

あの瞬間、戦時中の貧しさと現代の豊かさを体感しました。
本当に自分は恵まれているんだな、と。
なので個人的に作中最も胸にくるシーンなんですが・・・。



無かったヨ(涙)




それからアニメでは、生活苦と元上級階級層へのねたみ、くらいがおばちゃんの兄弟いじめの原因だったと思うんですが、ドラマではそれに加えて「戦争賛美(日本万歳)」vs「戦争懐疑」の相違がかなり強く描かれていたと思います。
おばちゃんに後者を付け加えたところが一番今ドラマの特徴かな、と。
その分清太が軍国少年に見えるというあおりもくらったわけですが。
清太は軍国少年ではなくて、ただ父親を信じたい、純真で世間知らずなだけだと思うんですけどね・・・。

まぁ今の価値観からすると、上にも書いたように、おばちゃんの方が賢い人間に思えます。
思えすぎて、返っておばちゃんがエライ大人気なく見えてしまったり、
あからさまな戦争否定がみえみえで嫌らしく見えてしまったり(深くは突っ込みませんが)
しましたが、超有名アニメのリメイクとしては新しい切り口で面白かったです。



おかげさまで、清太と節子の上級階級っぷりがアニメより顕著で萌えました。
お父様、そして迎えに来た皆様の真っ白軍服素敵だった・・・(ハァハァ)

何を見てもこんな女でホントすみません。

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