東京旅行記

東京旅行というか、土方さん縁の土地巡りの旅(笑)
楽しいなんてものじゃなかったです!
さっそくですがぐだぐだの感想いきます!

土日の二日間日程でしたが、飛行機の予約を忘れ(一ヶ月前までなら安かった)、なんと寝台車で往復!
一泊四日の旅ってどういう計算。

でも寝台車、意外にいいものでした。
7時間近く新幹線に座ることを考えたら、16時間かけて寝ころんで行く方がいいですね。
ちなみに料金は、一ヶ月前予約の飛行機よりちょっと安いくらいです。(返す返す予約し忘れた自分アホ…)

でもカーテン閉めてしまえば動くカプセルホテルみたいなものだし、ちょっとした冒険気分が味わえます。
こんな。
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行き帰りとも二段目だったのですが(二段ベッド二組で4人が一部屋)(行きは一段目で予約取れたけど、高齢のおばあさんと替わったげた)ハシゴを登り降りするのも楽しかった。
一段目より「秘密基地」気分濃くなるし(笑)
わくわくどきどき楽しかったです。
旅行者は結構多かったのですが(少なくとも一段目は予約いっぱいになるくらい)、ご高齢の方、私の祖父母年齢の方ばかりで。(若者は飛行機だもんね)
私可愛がってもらいすぎ(笑)
いろんな人からモノもらいすぎ(笑)
行きは奄美大島から来たというおばあちゃんに、特性の奄美大島黒棒をいただき、コーヒーおごっていただき、読み終わったというクロワッサンをいただき…
帰りは数人のおば様グループと同室だったのですが、夜私の部屋が宴会場になり、私は東京で手にいればブツを堪能してて気にならなかったけれど「うるさいでしょ?ごめんね」と缶ビール二本とつまみを沢山いただいて、一人カーテン閉めて引きこもり宴会するのもどうかと思ったので、おば様達と一緒に飲み、あらゆるうわさ話(田舎のゴシップニュースで私には何の関係もないけど際どい話が多くて面白い。というかおば様方の下ネタは迫力凄い(笑))を聞きました。
これぞ旅の醍醐味だよなーと思いました。
飛行機でひゅーっと行ってしまうのもいいけれど、こんな味わい方もいいですよね。

まぁ体力は確かに使うので(夜中に3度は地震かと思って目が覚める(笑))、度々ってわけにはいかないけど、「目的地よりその道程を重視した旅がしたい」って時にはいいものだと思いました。
まぁ…疲れるけど(笑)


とにかく東京旅行記!というか、日野旅行記!
土方さんの故郷日野!
素敵でした…

一日目。
まずは「八坂神社」
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ここはですねぇ、佐藤彦五郎が日野に天然理心流の出張道場を作ったのですが、そこで剣術に励んでいた当時の日野の門弟らが、この神社に剣術上達を祈願する額を奉納したところです。
近藤周助、勇、沖田惣次郎のほか、日野宿の剣士13名が名を連ねたそうです。
この奉納額を見たかったのですが、どこにあるかわからず…お披露目する日ってのがあるのかもしれない…とにかく普通にお参りしてきました。
ちょっと近代的な補修をされていて、でも彫りや像は歴史があって面白い神社でした。

そして!
今回の旅でもっとも興味深く、ぞわぞわした場所!
日野宿本陣。
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もう、本っ当に立派なお屋敷!
ここは土方さんの姉が嫁いだ先の佐藤彦五郎さんのお宅です。
佐藤家は地方の豪農で、地方に出向くお役人御用達の宿。兼自宅。
彦五郎さんはここに天然理心流の道場を作って、この地方の拠点としたそうです。
近藤さんが出稽古にやってきたりする中、土方さんも入り浸り、ここで新選組の人脈が育っていったとのこと。
現在道場はなくて駐車場になってます。
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とにかく立派な建物で、大黒柱は二人がかりで抱え込む太い檜だし、立て戸も継ぎ目のない一枚板の檜だし、あちこちに木彫りの細工があるし、当時の佐藤家の力というのを肌に感じました。

中ではガイドの方が懇切丁寧に解説して下さいました。
こちらが土方さんが昼寝したと言われる部屋。
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沖田さんが子供達と相撲をとったといわれる土間。
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私が行ったときは朝早い開館直後だったこともあり、私以外誰もいなかったので、のんびりと座らせて頂いて…。
雰囲気あるお屋敷ですから、座ってるだけでタイムスリップできるような…
檜と畳の匂いが素敵だし…土方さんがこの空間にいたのだと思うと…
 こ こ に 永 住 し た い 
と呟いてしまうほど…(何この怖い子)

その奥には小さな部屋があるのですが、そこはなんと市村鉄之介が匿われていた場所だとか。
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どんな気持ちでここにいたのか、これからどうしようと考えていたのか、その後の軌跡を思い浮かべると、涙無しには入れない部屋です。

が。

ガイドさん。
「こちらが市村鉄之介が匿われた部屋ですよ。ご存じですか?市村鉄之介」
ええ!ご存じもなにも、彼を抜きに私の函館好きは語れませんよ!!
「ほら、ピースメーカーとか、若い方ならご存じじゃないかしら」
はいいいいぃぃぃ???
いや、知ってます、知ってますけど、ええええええ??
「…よくご存じですね」(←タカノ)
「ええ、ここ、女性の方結構多くいらっしゃるんですけど。あなたよりもっと若い、高校生や中学生の方もね。そうして、そういった漫画のお話されるんですよ」
ひいいぃぃぃぃ!!
「中には漫画持ってこられる方もいらっしゃるし」
ぎゃああぁぁぁぁ!!
「色紙まで持ってこられてねえ」
のおおおぉぉぉぉ!!
「それは…なんというか…お恥ずかしい…」
「興味持って頂けるだけでありがたいですよ」
すみませんすみません私が謝ってどうすんだよでも本当にすみません…
本当にいるんだそういう子…
いや、ミーハーって点では人のこと言えないとこが本当にすみません…
よい子のみんな、好きなキャラのルーツ探りたくなる気持ちはわかるけど、他人に迷惑はかけないようにしようね。
それが関係者の方ならなおさらね。
お願いね。
ちなみにピースメーカーは、史実を意識しすぎてないとこが魅力というか、むしろ史実なんの関係もないからね。ある意味銀魂以上に(笑)

とにかくヒヤヒヤ、いたたまれませんでした。
でも本当に素敵なお屋敷でした。
新選組がどうのではなくても、当時の文化や建築を知るにも良いお屋敷です。
近くに行かれた際はぜひ行ってみてください!


次に「新選組のふるさと歴史館」に行きました。
ちょうど、新選組の京都時代にスポットあてた特別展示をやっていて。
独特の催し物が面白かったです。
当時の京都言葉を再現した音声とか。
シナリオが4つあって、それぞれ「街の娘」「商人の男」とかあるんですけど。
どれもこれも新選組嫌いすぎ(笑)
「みぶろやわぁ」「なんなんあいつら」「怖い怖い」とか、そういうのばっかり(爆笑)
いくらなんでも新選組の展示でこれはww
でもまぁ、それが正しい姿だったのだろうなぁと思います(笑)

あと、ここでは、コスプレが!できるんですよ…!!
土方さんの軍服と、新選組の隊服。
これがね!私どうしてもできなくてね!
写真だけとっていいですか…?って聞いてしまって、受付のおば様びっくりされてましたからね!
「ご遠慮なさずにどうぞ?」
って言われても、何かができなかった私!
「いや、なんというか、畏れ多くてごにょごにょ」
ってきもい言い訳してる私!
「女性の方も着られますから…」
そうですよね!こんな拒否ってる方がきもいっつーの!やばい変な汗かいてきた!
でも、正直な話、私が着ても何も面白くないってゆーか、むしろ、そこの警備?のお兄さんに着せて写真撮らせて欲しいのですが!!!
…結局服だけ写真とって、変なこと気にする女の子という印象を与えてきましたタカノです。
でも後で写真見たら、真っ黒で何がなんだかわからなくて、あんなに意味のない恥をさらしたのに…と悲しくなりました。
ただ…確かに軍服は萌えた…!!!
あんな…あんな細かい金ボタン…はぁはぁ
たぶん、これで萌え狂って上の対応がおかしなことになったんだと思う。
こんな萌えるものを自分の身に纏うとか、私にはどうしてもできない…私が着ると汚れる気がする…こんなに萌えるのに…。
ひいぃぃきもい!!さすがに自分でもきもい!!
あと刀のレプリカも装備できるんですけど、これはちょっとぞくぞくしました。
レプリカといっても重量あるし、ぱっと見本物に見えなくもなくて、楽しかった。
着物(隊服)と軍服では、それぞれ刀の長さが違うんですが(軍服は脇差しだったのかもしれない)
着物の方、刀が長くて、腰あたりに添えると、私抜けない…!
こう、格好良くすらっと抜くことができない!!
どんなに手を伸ばしても、ひっかかるんですよ、刀身が鞘に!
不覚!なんたる不覚!かっこわるすぎる!!

…やっぱこういうのは、男の人にやってもらいたいなぁ。
あのゴワゴワした軍服は、男の骨格と筋肉だから映えるのだと思うんですよ。
やばいきもさが止まらない☆


次は、「高幡不動尊」。
夏に友人が行ったと自慢してたとこでした。
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土方さんの銅像が。どーんと。
周囲も新選組関連のお土産屋さんがたくさんで、さすが土方さんの菩提寺。

ですが、古くから土地の信仰の中心となったお寺ということで、威厳ある境内に大きな塔、多くの人でにぎわってて素敵でした。
奥殿には重要文化財や指定文化財がたくさんあり、貴重な仏教美術を見ることができました。
こんな立派なお寺に銅像まで立てられて祭られてる土方さんというのも、なんだか凄いなぁと変なふうに感心してしまいました。


そして初日の最後は「石田寺」。
こちらは土方一族の墓所です。
すみませんとしか言いようのない気持ちでしたが、真剣にお参りしてきました。
そこら一帯が「土方」姓のお墓で…本当に土地の有力一族だったということがわかります。
土方歳三さんのお墓には、真新しい綺麗なお花が供えられてました。
「お線香は、お一人様一本でお願いします(匂いがすごいことになって苦情がくるので…)」という内容の(うろ覚え)張り紙もありました…。
私が行ったのは、夕暮れどきで蒸し暑く、人っ子一人いなくて、とても雰囲気のある時間でした。
巨大なカヤの木があるのですが、樹齢400年と言われてるらしく、土方さんも見たのかな…と思うと少し胸きゅんで撫でてきました。ごめんんなさい。
それにしても、この一帯はホントに土方姓の方が多いんですね。
あちこちに「土方不動産」とか「土方建設」とか…
こういうのって、実際に行ってみないと雰囲気わからないものですね。


二日目は、朝イベントに行き…死にそうになり…
お昼から、今回の旅の大目玉である「土方歳三資料館」に行きました。
土方さんの育った家であり、土方さんの直筆の手紙や「発句集」や、身につけたハチガネ、鎖帷子、そして…そして…

和泉守兼定!!
市村鉄之助が必死の思いで持ち帰った和泉守兼定!!
しかも毎年この時期だけ刀身の展示があるんですよ!!
もう、本当に、素敵だった!!

恐らく実際に人の血を吸い、命を絶ったことのある刀。
しかも土方さんが使ってた。
これだけで震えが襲いますが…
何より実物の威圧感というか、存在感というか、美しさに圧倒されました。
刃紋?というのですかね?あの波打ってるところが、本当にきれいで。
ふわっと…こう、沸騰寸前の水蒸気みたいな…
冷たそうで熱そうで、刀って綺麗なんだな…でもこれで人殺せるんだな…すごいな。
見ることができて良かったです。本当に。
一生の思い出です。
また見に行きたい!な!

他の展示も素晴らしかったんですが、とにかく人が多くて…。
年に一度の兼定展示、それも最終日の終了間際でしたからね…。
人垣でよく見えないところもあったので、今度また人の少なそうな時に行ってじっくり見ようと思います。
ただ、天然理心流愛用の木刀ってのがあったんですが。
写真だとそうでもなかったんですけどね。
これ、超デカイ!!
ぶっとい!おおきい!なんだこれ!持ち上げることもできなさそうなんですが!!
無意識のイメージで、木刀って大きさ刀くらい、大きくても竹刀くらいだと思ってたんですが。
あんなに大きいのか…
もしかして、刀と重さ合わせてるとか?
まず長さが兼定の1.5倍くらいあるし、太さといったら、私片手じゃ握り込めないよ。
大物の大根…レンコン…くらい。
びっくりなあまり笑いそうになりました。
あれを振り回してたら、そりゃあ鍛えられるだろうなぁ…。

あと、土方さん直筆の手紙をいくつか見ることができましたが。
なんか…土方さんって、字キレイですよね…。
当時の男の人、それも武道を志してた人って、もう少し雄々しい文字のイメージなんですけど…
なんだか全体的に細いし…整ってるし…
まぁ、丁寧に書いてるのと走り書きではまた違うのでしょうが、とても鬼の副長には見えなくて、面白かったです。
素ってかんじなとこが。
近藤さんは思いっきり雄々しかったなぁ(笑)

あと、豊玉発句集ですが!
なんだか掛け軸にされてるんですけど!(笑)
あれはレプリカだったのかな?
下の方は人垣で見えなかったんですよね…
若かりし頃の発句集が、後世の人々に掛け軸状にされてまで閲覧されている…土方さんが天から見てたらどんな気持ちか…吹きそうになりました(笑)
いや、例の「恋の道」の句の印とか、ああこれかーと面白かったですw

こちらが資料館庭にある胸像。
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そしてこれが土方歳三が「武士になる」と誓って植えたと言われる矢竹。
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今回いろいろと土方さん縁の土地を回って、勉強にもなったし、改めて興味も増しました。
四六時中土方さんのことを考えてて、本当に幸福な旅だった…
道中お世話になった方々、ここでお礼を…ありがとうございました。

次は京都と…函館だ!
旅行って楽しいですね!
知らない土地に行くのってわくわくする…!!
とりあえずは、夏~秋あたりに函館へ!(願望)
お金を…貯めないと!バイトしないと!
社会人にアンケート、大学時代にやっとけばよかったこと一位が「旅行」だそうですが、どう考えても「大学時代は時間はあるがお金がない」ということを忘れてるような気がするよ!


ということで、東京旅行記でした。
が。
実は来週も東京行くことになりました。
なんか…内定者懇親会だかなんだかがあるそうで。
社費で飛行機なので、ぶっちゃけ時間だけだと電車で福岡行くのと代わらないのでいいんだけど。
なんかなぁ…。
せっかく「貧乏ながらも自分の手で計画し旅行した特別な場所・東京」だったのに…(笑)
一年前まで九州から出たことほとんどなかったのに…(笑)
いきなりあっさりグローバルだな…(笑)
しかも今回の旅で貯金使い切ったから、本当にどこにも行けないよ!
東京にまで行っておいて!
ホテルと駅の往復になるよ!
そんなことならもうちょっとナントカ袋で遊ぶお金残しておけばよかった!

ということで、また来週行きます、東京。
この分じゃ、これからしょっちゅう行くんじゃないか?早く言えよってかんじです…。
だいぶ慣れたので、次からは東京駅に降り立ってもキョロキョロしないよう、自らを律しようと思います(笑)

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