田原坂(たばるざか)

こんにちは。
昼も夜も夢の中でさえ幕末明治にトリップ中のやばい女ことタカノです。

ええ。
夢に出てきましたよ函館が。
いやむしろ箱館が。

なぜか土方さんは出てこないんですけど。
あれ?おかしいな。
どうして大鳥さんが主人公なのかな!!!!


ということで、まだしばらく続きそうです。新選組ブーム。


あんまり関係無いんですが、市村君のお話。
函館総攻撃の前に土方さんの命により脱出し、土方さんの故郷に遺書等を伝えたことで有名な市村君。
その後3年ほど土方さんの実家で匿われ、自分の故郷に戻り、一説には西南戦争に薩摩側で参加し、死亡したと伝えられます。

その話は知っていたんですが、市村君がどこで亡くなったのかという詳しい場所までは読んだことなかったんですよ。
それを見つけました。
>薩軍桐野利秋の馬丁となり、田原坂で戦死したという話である。(新選組隊士・島田魁の姉みわ
>の嫁ぎ先、岸家の伝承『新選組銘々伝・第二巻』)

田原坂。


・・・・・・・。

え・・・。

田原坂ってあの・・・?


九州に住んでればご存じの方多いと思うんですが、田原坂って九州指折りの

心霊スポット です。




キャー。




いや、ホント有名なんですよ。
西南戦争で死んだ兵の魂が迷い出てくる場所として。
実際西南戦争最大の激戦地だった所で、いくらでも無念の魂がでてきておかしくない戦場跡です。

今はただの坂なんですが・・・。
通ったことあります私。
国道からすぐ入れるところにあるんです。

    山  田原坂   山
_____|↑|____
____________ 国道

こんなカンジで。
往復日帰りの旅だったので、一度は昼間通りました。
場所は、心霊スポット云々よりも「戦場跡」の史跡として観光地となっているので、あちこちに看板が出ててすぐわかります。
入り口にもぽつんとですが看板あるし、その他は山と畑ばかりなので、見落としようがないところです。

ああ、ここが噂の田原坂か~。
普通の峠ってくらいで何の変哲もないなぁ。
ま、所詮心霊スポットとかそういうものよね。
ちゃんとした史跡なんだし。
という感想。

行く前に友人から散々脅されていたので(え、田原坂通るの!?あそこマジ出るらしいよ!と・・・)
ちょっとびびってたんですが、気が抜けたかんじです。

で、帰り。

夜。


運転手の私と、もう一人の友人とで、「昼間あっけなかったよねぇ田原坂。今度は時間気にしなくていいし、寄ってみる?w」なんて冗談言いながら向かってました。

だんだん近づくにつれて、なんだか・・・・・・暗い。
国道とはいえ田舎道なので、元々電灯が少ないんですが、もうすぐ田原坂となってきたところ、電灯が、無い。
昼間は普通に明るかったので気づきませんでしたよ。

ここ、夜になったら真っ暗な道だなんて。

「ねぇ、なんか暗くない?」と運転していない友人まで言い出して、しかもそれきり黙りこくるし、普通に怖くなってきたところ。

ぼんやり灯りがみえてきた。

でもそれは、明らかに道を照らしているものではなくて。
「田原坂入り口」という看板を闇夜に浮き上がらせてるものでした。



きゃあああああああああああああ!!!!!!



と心の中で叫びましたよマジで怖かったあそこ(涙目)
実際は、その前から足に力入っちゃってかなりアクセル全開でスピード出してしまってました。
田原坂看板なんて、私は見てないです。
通り過ぎた後に「今の灯りなんだった?」と聞いて、「田原坂入り口のやつ」という返事で、やっと通り過ぎたんだとスピード落としました。

「マジで怖かったんだけど・・・」
「私はあんたの運転の方が怖かった。」
「!!!ごめっ。だけど、なら何か話してくれてたらよかったのに!急に黙り込むから!」
「だからあんたの運転が怖かったんだって!!」

・・・ごめんなさい。
でも君にはわからないんだ。
真っ暗で物音一つしない道をヘッドライト頼みで運転する気持ちなんて。
もしバックミラー覗いて、変な光とか妙な人影見えたらどうしよ・・・という不安なんて。

や、本気で怖かったです田原坂。
半分以上、自分の妄想での恐怖だったけど。
あの暗闇は雰囲気作り?
行政共々確信犯?


とにかく。
あそこで市村が死んだかもしれないんだなぁ・・・。
(前振り長すぎ!!)

行ったことある場所と、思い入れのある人が繋がったので、ちょっと思い出したんですよ。
市村君の霊なら、会ってみたいかも・・・。
主に土方さんのことを教えてください。

あの頃は新選組なんて知らなかったので、冷やかし半分で通った道ではありましたが、今行ったらまた違う感慨に浸れそうです。


玉名~熊本を下道で通る機会があれば、ぜひ行ってみてください。
坂ってだけで、本気で何も無い所だけど!

ちなみに電車からも一瞬ですが見えます。
特急で、玉名~植木の間くらい。
大きく「田原坂」って文字が見えます。ハリウッドみたいな(笑)

西南戦争に興味のある方はぜひ。
なんとなく、空気が違う気がしますよ。
私の妄想かもしれないですが。

やっぱり、たくさんの人の命が失われた場所って神聖で、おどろおどろしています。




函館に行きた・・・い。





さらに市村君についての妄想。

西南戦争に行ったこと自体確たる証拠が無いので、こんなこと考えてもアレなんですが。

彼はなんで薩摩軍に味方したんでしょうか。

新選組のカタキとも言える存在ですよ。
実際会津等東北における戦いでは、政府軍でも薩摩勢が主力だったことあるようですし。
薩摩弁聞いただけで憎しみが募ってもおかしくないと思うんですけど。
新政府vs薩摩って、かつての敵の仲間割れに過ぎない。
普通ならどちらかに味方して参戦しようなんて思わないと思うんです。

そこをあえて従軍したのなら、それはもう「戦場中毒」とでも言えそうな、異様な感じさえしてきます。
15~16という最も多感な時期を戦場で過ごしたゆえの、末路。

途中棄権させず、函館で終戦を迎えられたのなら、「真っ白に燃え尽きたぜ・・・」って気にもなったのかもしれません。
土方さんの親心が、逆に市村を追いつめたのだとしたら、なんともやりきれない話です。

まー、市村が新選組に入隊したのは鳥羽伏見らへんからということなので、そのころは薩摩云々でなくて「新政府」という組織が敵だったのかもしれないですけど。

どっちにしても、新しい時代に順応できなかった苦しみだけは伝わってきます。
ハタチそこそこで未来への希望が絶たれてしまったとしたら。
慣れ親しんだ戦場で命を散らせたくなる気持ち、分かるかもしれません。

若いのに命を粗末にするなんて・・・とも思いますが、そういう人、嫌いじゃないです。
土方さんは望んでいなかっただろうけど、きっと許してくれるよ・・・。

やばい泣けてきた。

むしろ自分のアホさ加減に涙がでます orz

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