タイタニック・アルティメットエディションレポその1

さて。
タイタニックのアルティメットエディションについての詳細レポといきます。

タイタニックの結末にも触れますので、ご注意ください。


Disc1
本編前半
Jキャメロン監督の音声解説前半
スタッフ&キャストの音声解説前半
史実検証担当者の音声解説前半

Disc2
本編後半
Jキャメロン監督の音声解説後半
スタッフ&キャストの音声解説後半
史実検証担当者の音声解説後半
もう一つのエンディング

これが中身です。
先でも言いましたけど、やっぱり途中でDVD入れ替えないといけないのは面倒だなー。
長いけど一気に見られる仕上がりだから余計にもったいない。
でもこの構成見たら、これが一番いいのかもしれませんね。

音声解説は本編を流しながら後ろで解説をしています。
フレッツで種でもありましたよね。あんなかんじです。



◆J・キャメロン監督による音声解説

一番面白いのはやっぱり監督。
全てを把握してますからねー。
ずっとしゃべりっぱなしでした。
その中でも、タイタニックへのこだわりはすごいです。
オープニング開けはブロックが海底にもぐる場面からですが、そこに実際にキャメロン監督が潜ったときの映像が使われているというのは有名な話ですよね。
でも、どこが実際の映像かというのはよくわからないと思います。
私はわかりません。
明らかにーっていうのはありますけど。
画像が粗いのとかは、そうなのかな?と思ってましたが・・・。
それを監督が事細かに説明してくれてます。
嬉々として。めっちゃ楽しそうに。
「ここは実際の映像だよ。あ、ここは模型。潜水艇が二つ映ってるのは模型なんだ。二艘でしか潜ってないからね。あ、ここは実際の映像だよ。このドアの細工、素晴らしいだろう。このピアノは本物じゃないよ。僕がドリルで壊したんだ。」
とこんな感じで延々と・・・ここの説明してるときが一番楽しそうでしたね。
予想以上に実際の映像が多かったですよ。
探査機がぶくぶく潜っていくところとか、えっそこも!?というのがたくさんでした。
海の奥底で、あそこまで鮮明な映像が撮れることに感動。
そして監督の情熱にまた感動(笑)
ほんっと楽しそうだ・・・好きなんだね・・・タイタニック。

どこにCGを使ってあるかというのもたくさん話してくれました。
模型とCGとの組み合わせなんかも。
ローズが鬱な様子で食事をしている場面、後ろは模型で、ほとんどCG合成だとか。
エンジン?がぐるぐる動き出すあれも模型で、働いてる人たちは別に撮って合成してるとか。
一体どうやって撮影したんだろうと思っていたところの大部分が解明されました。
タイタニックの全体画なんかは、けっこうCGってわかりやすいんですが、上のやつ二つは全く気づかなかったので驚きました。
と同時に納得もしました(笑)

沈没シーンもいろいろセットの話をしていました。
「ここは室内のセット、ここはまた別に作ったセット、別々に撮ってるから、少し水位が違うんだ。」
ジャックが手錠につながれてる場面、あの部屋と外の廊下は別セットらしいですよ。
しかもあのシーンのドアの向こうは絵だそうで。
分からない・・・全く違和感ない。

あと、自然光にこだわってました。
ジャックとローズが延々とデッキをあるく場面、超有名な夕日の中でのキスシーン、良い光が当たるようにタイミングを計ったそうです。
「タイタニック映画は夜のシーンが多くて暗いイメージがあるんだけど、僕は明るい輝いていたタイタニックも表現したかったんだ」

ジャックが描いた絵はすべて監督が描いている、というのもよく知られた話ですし、ジャックの手元が映されるシーンも、監督の手を撮ってるだろうことは予想つきますが、ここでトリビア。
Jキャメロン監督は左利きなんだそうです。
レオは右利き。
なのであれはJキャメロン監督の左手を撮して、それを裏返して焼き直したものということで。
「おじさんの僕の手を、みんなハタチそこそこのレオの手と思ってくれたみたいでほっとした」ってw

こんなカンジでいろいろと面白い裏話満載の監督のお話でした。
ほとんどタイタニックの考証とセットの解説だったけど(笑)



◆キャストとスタッフによる音声解説

様々な場面で、そこに携わったスタッフや演じているキャストが代わる代わる登場して裏話を話します。
かなりたくさんの人が出てきました。
レオ以外。まぁ予想の範囲。

ケイトの話が面白かったですね。
「キスシーンがたくさんあるから、初めにレオと約束したの。キスシーンがあるときは、ニンニクとかの臭うものは食べないようにって。なのに彼ったら、ワザと必ず食べてくるのよ!」
あー・・・そんなかんじ(笑)
ケイトは予想以上にクイーンイングリッシュでした。
英国英語ばりばり。
映画では当時の時代に合わせて話し方変えてたっていうのは聞いてましたけど。
女優さんってほんとすごい。

あ、ジャックがローズのヌードデッサンするシーン、「じゃあ・・・ベッド、長椅子に横になって」ってセリフがありますよね。
一瞬言い間違えるの。
あれ、初々しい、いいセリフだなーと思ってたら、レオが素で間違えたそうですよ。
イイ感じだったから、そのまま使われちゃったって。
素で下心丸出しかよ(笑)
しかもあのシーン、撮影始まってかなり初期に撮られたそうです。
まだぜんぜん仲良くなってなかったのに、いきなりで戸惑ったって。
監督wwwもう少し気持ち汲んでやってwwww

ジャックとローズが逃げてるときに、アンドリュースさんとすれ違うシーン、わかりますか?
「もっと頑丈な船を造ればよかった」と言ってローズに救命胴衣をくれるシーンです。
アンドリュースさん好きなので、印象深いシーンなんですが。
あのとき、船がだいぶ傾いてるんですよね。
ローズもジャックも緩い坂を登るようなかんじで。
でも実はあのシーン、全然傾いておらず、役者が全員体傾けて、それを傾けたカメラで撮影してるそうです。
・・・ぜんぜん気づかなかった・・・。
そう言われると、そんな気もしてきますが・・・。
そばにあるワインも、傾いた状態で固めてある小道具なんだとか。
タイタニックが沈むシーンも同様に、水が見えるところは全体傾けないといけませんが、そうでなければ役者のオーバーリアクションなだけなところも結構ある様子。
沈没中、神父さんがお祈りしてて、それにみんなが必死に縋り付いているシーンとか。
別ディスクにその辺の撮影風景もありましたが、「始め!」の号令とともに、一斉に「うわーーー」と前のめりになって進む様子は端から見てると滑稽(笑)

あとは水を大量に使うので、その処理が大変だったようです。
巨大セットごと水に沈めて、取り終えたら引き上げて、乾かして、壊れたところを直して、もう一度。
役者さんも、全身水浸しになったのを、服を乾かして、髪の毛乾かして、もう一度セットして、メイクして。
その辺は愚痴大会みたいにみんな「大変だったよね・・・」と呟いてました。

他にも、水温は26~28度くらいに保たれていて、白い息はCGでの合成だとか。
海に投げ出されたあと、大勢の人が水に浮いてもがいているシーンがありますが、あれ、深さ1メートルしかないんだとか。
みんな足ついてるんだとか。
面白い話がたくさんでした。
レオのもあればよかったんだけど。水嫌いの実態を本人の口から聞きたかったな(笑)



◆歴史考証担当による音声解説

映画に出てくる人で、実際存在した人の解説や、大道具小道具のこだわり具合を語ってくれてます。
ときには史実と違うけれど、あえて無視した部分なんかの説明もありました。
実際にいた人については、ローズがジャックに説明してるシーンのある人や、それらしい見せ場がある人、クルーなんかは想像ついてましたが、一人全くの伏兵が。

製パン主任。

見せ場という見せ場は沈む寸前にローズと目を合わせるシーンだけなんですけど、印象に残ってます。
だってこの混乱の最中、お酒飲んでるから。
垂直になったタイタニックのてっぺんで、お酒をあおるコックさんらしき人。
この人、実在してたんですね(驚)
しかも助かったとか。
救命ボートに乗ったわけでもないのに。
お酒飲んでいたから凍死を免れたのかもしれませんが、すごい人だ。
しかも酔っぱらってたから、記憶が飛んでるんですって。
ありえない・・・。

この人は、映画のちょっとした端役程度にしか思ってなかったのでびっくりしました。
しかも何気に有名人みたいだし(笑)
いわゆる「武勇伝」が逸話としてたくさん残ってる人のようです。
デンデンデデンデン レッツゴ!!
でも酔っ払ってたんだから、信憑性は怪しいらしいです。
そこもイイ(笑)




音声解説以上ですー。
セットや撮影方法は、聞いてはいたけど実際「この場面でこんなふうに」って説明してもらうと、やっぱり違いますね。面白かった!

あとDisc3に入ってるこまごました特典と、メインの未公開映像についてはまた書きますー。

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