千早が名前って、力士の竜田川が思い浮かんで困る

ふおおおお…久しぶりに一ヶ月放置の広告を見た…。
しかし広告よ…なぜタカノの最近の欲しいモノリストを知っている…
"おおきく振りかぶって"1期
"ベッド検討中の方"必見
特に来年の引っ越しに合わせてベッド新調を検討していることは誰も知らないはずなのに…恐ろしい子…

おひさしぶりですタカノです。
日曜に、時野咲希さんのチャット会に参加させていただきました。
チャットなんて何年ぶりだって状態だったんですが、すごく楽しかったです。
いろいろ情報もいただけたし!
とりあえず、薄桜鬼のゲームを、一刻も早くやらなければならない。
そして一刻も早く、土方先生を見なければならない。
あと二期がやばすぎる。
お話を聞くかぎり、一期は鳥羽伏見の戦い途中?あたりで終わったんですね?
(いつものように、タカノさんは一期途中から脱落しました。死にたい。)
ということは…二期は…下手したら、初っぱなから土方さん軍服姿になるんじゃないの?
時期的にその辺なんじゃないの?
何それタカノの呼吸を止める気なの?
ああああやばいいいいい楽しみすぎるううううう!!!!!
チャット中にトリップしそうになって、失礼なことしてたらごめんなさい。

とにかくとても楽しい時間でした。
時野さん、本当にありがとうございました!!


と、ここでほんのちょっぴりオススメしてきた漫画の紹介をしておきます。
宣伝宣伝!!
弱虫ペダルもなんとか時間みつけて紹介したいんですが、そっちはハマって一ヶ月以上過ぎててちょっぴり興奮が落ち着いてきたので、とりあえずハマりたての「ちはやふる」のほうで。


ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
(2008/05/13)
末次 由紀

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どうして今までこの漫画の存在に気づかなかったのか…!!!!
と自分を恨みたくなるくらい面白かったです。

理由のほとんどは、「ここ数年少女漫画コーナーに近寄ったことがない」になるんですけどね…
特に就職してからは、のんびり本屋で発掘作業をすることもなくなって…ううう…
しかしタカノはこれでも百人一首大好きなんです。
百人一首が題材の漫画ってだけで飛びつくはずなのに。
そしてタイトルは百人一首の歌からとってる…なぜ気づかなかった…
いや、気づいてはいたんだ。この表紙見たことあるし。
でも「ちはやふる」がゲシュタルト崩壊おこしてて、あの「ちはやぶる」だとは思いもしなかった。
あと和歌を格好良く取り入れるのってよくあるし(HPのタイトルとかでも見かけるし)、まさかここまで本格的な百人一首漫画だとは思いもしなかった…
ヒカ碁が囲碁ブームを起こしたみたいに、この漫画がきっかけで百人一首に興味を持つ人が増えてくれればいいなぁ。

それでは中身!

「競技かるた」の漫画です。
百人一首で少女漫画。のはず。
なんですが!
どうみても少年漫画でバトル漫画でした。
ちゃんと少女漫画らしい、恋愛描写もあります。
でもそれが香る程度で、全然くどくどしてなくて、たまにちょっぴり出てくるもんだから、逆に悶えるよ!
ああああ甘酸っぱいいいいいキュンキュンするうううう恋したいいいいいい!!!!と思わせてくれる漫画は超久しぶりだ。
もう10年くらい使っていない気がする器官を刺激されてもんどりうってますタカノです。
3巻くらいまでは完全に新派だったんですけどね。キャラデザと設定が好みだしね。
しかし太一の怒濤の追い上げ反則すぎる。
もうどうしようこの人たちどうしよう。

まぁ恋愛はいいや。
巻を追うごとに恋愛色薄くなってきてさらにもういいやw
この漫画の面白さの本質は、「努力」「友情」「勝利」。
どう考えても連載雑誌を間違っている。
しかし少女漫画であることも違いない。
スポ根と少女漫画、この融合はやっぱ面白いよね。ガラカメとかね。
たぶん、一番わかりやすい例を出すなら、「ヒカルの碁の少女漫画版」だと思うんです。

キャラ紹介。

主人公「千早(ちはや)」
残念な美人を地でいく熱血カルタバカ。姉がモデルをしているくらいで本人も美人だが、しゃべったり動いたりするととても残念なことに。少年漫画の熱血主人公タイプ。

準主人公「新(あらた)」
千早と小学生のとき出会い、千早にカルタの魅力を教えた。年代別の全国大会でことごとく優勝し、実力は強いってもんじゃない。遠方の中学進学で離ればなれになり、千早と連絡を取っていない間に、諸事情あってカルタを捨てる。

準主人公「太一(たいち)」
千春の幼なじみ。千春がカルタにのめり込むのに引きずられる。医者の家系でセレブで秀才。中学受験で離ればなれになるが、高校で千早と同じ学校に進学する。高校では千早と一緒にカルタ部を作り、部長になる。ずっと千早に淡い恋心を抱いている。

この3人の、カルタにかける青春と恋愛模様がお話の内容です。
新はね、まずもうカルタやってるところが格好良すぎる。
福井弁がね、また萌えて萌えて誰か助けて。
しかし、とある事情によりかるたを捨ててしまいます。
ヒカ碁のアキラとヒカルを足して2で割ったようなキャラで、美味しいことこの上ない。
今は福井にいて、主人公千早と離れているので、出番が少なくて寂しいです。
早く東京に来てよ!本筋に絡んでよ!
というかちょっとはラブvに絡めよおおおおおお!!!!!
千早のこと好きなんでしょ!?本人自覚ないかもしれないけど好きだよね!??
太一と千早が付き合ってないって聞いてほっとしてたじゃない!好きなんだろおおおお???
もっと…こう…ぐわっと…!!!!
ジェラシーとか!なんかあるでしょ!ほら!!

新は天然無自覚で千早のことが好きだと思うんですが、千早も天然娘なので、この二人は全然話しが進みません。
二人ともかるたバカだしね…恋愛とか何ソレ美味しいの?みたいなね…

その点太一君を見てごらん。
太一萌える…なにこの子萌える…お姉さんを殺す気か…年上キラーっぷりパネエ…
太一君は、ずっと千早が好きなんですが、その千早が新と出会い、かるたにのめり込む(=新と仲良くなる)のに焦り、かるたを始めます。
もともと頭が良く、なんでも要領よくこなせるんですが(器用貧乏)、かるたに関しては新に勝てない。
そのかるた(=新)に眼を輝かせている千早を見て、もやもやがたまっていきます。
中学で3人バラバラになり、高校で千早と太一は再会。
太一はまだ千早が好きですが、千早は相変わらずのかるたバカ、隣に太一がいていい雰囲気でも「新は…」「新が…」(しかし話の中身はカルタなんだが)。
はじめはそのことに苛つき、「どれだけやっても新に勝てないとわかってる」と拗ねていたんですが、あるきっかけで、本気でかるたに取り組み始めます。
ここから太一のスーパー爽やかヒーロー伝説が始まる…!!

太一の格好良さはホントにパネエです。
家が金持ち、本人イケメン、努力型秀才(常に学年1位)と、三拍子も四拍子も揃っててモテまくるくせして、千早への恋だけはかなり不憫なポジション。
一番近いところで千早を見守り、必要な手助けをし、全て千早優先で頑張っているにも関わらず、当の千早は新に夢中(カルタ的な意味で)
この不憫感がたまりません!ガンバレ!ガンバレ太一!!
応援したくなる子です。
一山越えてカルタに本気になってからは、そりゃあもう格好いいです。
持ち前の頭の回転の速さと暗記力を生かし、読まれた札を完璧に把握、持ち札のあらゆる可能性をぶつぶつつぶやく試合シーンは格好良すぎてくらくらする。

この3人の行方は気になりますが、他のキャラも皆いい味だしてます。
特にS藤先輩こと須藤先輩が好きすぎる。
ドSすぎる素敵すぎる。
あの眼に上から見下されたいはぁはぁ。

あとかなちゃんラブです。
着物いいよねー。百人一首は歌だよね!

魅力的なキャラ、恋愛はエッセンス、本筋熱血スポ根漫画と、面白い要素はかなり押さえられていると思います。
人気が出るのもわかるなぁ。
とりあえずお願いしたいのは、新をもっと出してほしい。
新の出番が少なすぎる。
早く!早く新のターンを!!!待ってます!!!!!


さてと。
漫画の感想はこのくらいなんですが、百人一首好きなタカノなので、これを機会に以下百人一首について語っちゃおうと思いますw

百人一首が好きって言っても、ちらし取りで遊ぶレベルで、競技かるたはやったことないんですけどね。
クイーン戦くらいしか知らなかったし、どっちかというと、かなちゃん的な楽しみ方でした。
決まり字はわかるんですが、完璧に覚えてはいないし。
ただ、一字決まりと大山札はわかります。
なのでちょっとだけ紹介。

百人一首は、その名のとおり、100人の歌人から、それぞれ代表的な1首を取り上げて、100首まとめたものです。
一つの歌は、575(上の句)77(下の句)でできています。
取るべき札は下の句だけが書かれていて、詠まれるのは上の句からなので、まずは歌を覚えないとそれなりの勝負はできません。(全く知らないと、下の句が読まれるまで札を探すことすらできない)
これがレベルが上がってくると、上の句のほんの数文字が読み上げられた時点で下の句がわかるようになります。
ただ、最初の数文字がかぶっている歌もいくつかあるので、きちんと把握していないとお手つきになってしまいます。

例えば。
朝ぼらけ 有明の月と みるまでに  吉野の里に 降れる白雪
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに  あらわれわたる せぜのあじろぎ
この二つは、どちらも「朝ぼらけ」から始まります。
なので、「あさぼらけ あ」「あさぼらけ う」まで詠まれないと、下の句がわからない。
これが「大山札」です。
そして一度「朝ぼらけ 有明の~」が詠まれたら、その後は「朝ぼらけ」から始まる歌は「朝ぼらけ 宇治の~」しかないので、もっと早く特定することができます。
しかし、「あさじうの」から始まる歌もあるので、「あさ」だけでキタ-と飛びついたらお手つきの可能性があります。

このように、決まり字(特定可能な文字数)は、ゲームの進行に従って変化していきます。
この変化はとっても重要なポイントで、しかも難しいです。
まぁ私はこのレベルまでいってないのでよくわからない世界です。
決まり字の変化全部追うって、競技かるたでは普通のことかもしれないけど、マジ難しいよ…。
覚えてしまえば簡単なのか…?

上に上げた例は、最初の5文字がかぶっている(6字決まり)例で、百人一首の中では最多のかぶり文字数です。(だから特別に大山札という)
逆に最短、というか一文字もかぶっていない歌もあります。
それが一字決まり。(最初の1文字詠まれただけで特定可能な歌)
一字決まりは100首中7首あり、「むすめふさほせ」と覚えます。
例えば、「村雨のつゆもまだひぬまきのはに 霧たちのぼる秋の夕暮れ」は、100首中、「む」で始まる唯一の歌です。
つまり「む」と詠まれればその瞬間、「霧たちのぼる~」が取れるということです。
一字決まりはすぐ特定できて取りやすいため、最初にどこにあるかチェックして狙うんですが、相手も当然同じなので、もはや反射神経勝負となります。
そして上級者になれば、反射神経どころか耳の良さが鍵となる、というのをこの漫画で知りました。
「ふくからに」の「ふ」を、さらにf音の息を吐く音でいち早く聞き取り、飛び出していく…
なんつう世界だ…

あとこの漫画で凄いなと思ったのは、初心者が百人一首面白い!と思う過程が結構リアルでした。
作者が経験者なのかな?と思ったんですが、有能な編集がついてるみたいで、その人が有段者みたいですね。
百人一首って百首全部覚えなきゃいけないんでしょ、無理無理~と思われるかもしれませんが、いくつか贔屓の歌があるだけでも十分楽しいですよ。
私の場合、小学生低学年で初めて百人一首をやったとき、知っている歌は一首のみでした。(千早と同じで、自分の名前に関連がある歌だった)
なので、その歌だけは絶対に取る!と決めて、待ち構えてました。
で、実際に一首に絞ればさすがに取れます。
取れると凄い嬉しいです。
よおおおっしゃああああああ!!!!!と叫び出すことうけあいです。
そして、同じ感覚で「これだけは絶対取る」と決めた得意札を、少しずつ増やしていけばOK。
得意札が3割超えたあたりから、意識して覚えなくても、「なんとなくこれ?」とわかるようになります。
「なんとなくこれ?」が正確になってくれば、百人一首はめちゃくちゃ面白いです。

まぁこんな覚え方は競技かるたには使えそうにないですけどねw
決まり字もくそもないからねw

「競技かるた」になると、確かに歌の意味はどうでも良くて、「め」ときたら「くもがくれにし!」とわかればいいんですから、ちょっと寂しいなってのはあります。
漫画も当初その面が出てきてて、スポーツとしてのかるた、ゲームとしてのかるたがクローズアップされていました。
確かに新鮮だけど、百人一首の歌はいろんな面から楽しむことができるのに…と思っていたら、かなちゃん登場で嬉しかったです。
古典おたくのかなちゃんが出てくることで、百人一首の歌としての美しさが見えてきて、よく考えられてるなーと思いました。

百人一首は意味もわかるともっともっと面白いよ!
漫画の中でも、和歌が効果的に使われてますが、解説が無いのもあるので調べて欲しいなぁ。
表紙カバーに載ってるのもあるし、見てほしい。
かやちゃんが「せをはやみ…」とどきんどきんさせてるところは、歌の意味知ってればまさにって感じですよw

いくつか紹介しちゃおうかな~タカノ訳で(笑)
興味のある人だけどうぞ~。

忘らるる身をば思わず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな
あなたに忘れられた私のことはどうでもいいんです。
でも、あなたは前に「君以外の人に心変わりするなんてありえない。神に誓うよ」と言ったでしょ?
神様への誓いを破った罰で、きっとあなたは死ぬでしょう。
それがとっても悲しいんです。

こええ…皮肉なのかブラックジョークなのか恨み言なのかヤンデレなのかわからんけどこええ…

忘れじの行く末までは難ければ 今日を限りの命ともがな
「君のこと一生忘れないよ、愛してる」そうあなたは言ってくれたけど、本当に一生続くかどうかはわからない。
幸せ絶頂の今このときに、死ねたらいいのに。

私は原作で贔屓キャラの萌え展開がきたら、同じように思います。

長からむ心も知らず黒髪の 乱れて今朝はものをこそ思へ
あなたと一夜を過ごした翌朝、この関係が長く続くのかどうか不安で、私の長い黒髪が乱れているように心も乱れて思い悩んでいます。

当時のあの長い黒髪が、彼と別れた翌朝乱れてるって…とんでもなくエロい光景じゃないですか…

女性の恋の歌を並べてみましたが、恋する心は今とかわらないね。
あと和歌は、単語を複数の意味に使ったり(3つ目のやつだと「乱れる」を心と髪の両方に掛けてる)、古くからあるお決まりの言葉を使いつつ斬新に仕上げたり、モノや動物を擬人化したりと、今の日本の文化の根源なんだなーってのが結構よくわかります。
調べれば調べるほど面白いよ!


以上、いつも以上にとりとめなくなってしまいましたが、ホント面白いマンガでした。

作者さん、どっかで聞いたことある人だ…と思ってたら、あああの人か…でしたが、でもやっぱりマンガの面白さには関係ないね。
あれだけのことがあったのに、こうやってマンガの内容で認められて復活してくる、その根性というかマンガへの気合いが凄いなぁと思います。
良かったねぇ。

あと、読み終わった後ネット回ってみたけど、どこに行っても新派と太一派が血を血で洗う抗争をしててワロタww
やっぱ三角関係だとこうなるよねww

あ、この作品読んでみようかという方は、ぜひ3巻まで読んでみてください。
なぜなら1巻と2巻の半分は、過去編?というか小学生時代の話だから。
このマンガは高校時代がメインなので、せめて高校時代まで読んでみてほしい。
あと、小学生時代は、新>>>>>太一の描き方されてるので、せめて3巻まで太一を見捨てず見守ってほしい(笑)

ぜひ読んでみてください。
そして百人一首でタカノと遊んでください(笑)

ホントやってくれる人いないからね…唯一の父親も最近は遊んでくれないし(当たり前だ)いっそカルタ会に行ってみるか?いや、さすがにそこまで本格的な競技カルタはしなくていいんだ…いやでも…ああ悩む…百人一首やりてええええええ!!!!!!